ダンサーの命とも言えるジャズシューズ。ブカブカすぎず、キツすぎず、足のサイズにぴったりのものを選びましょう。ブカブカでもキツキツでも非常に踊りにくいです。
靴底の素材にも注意してください。基本的に床が木の場合はゴム底で。リノリウム床の場合は革底かフエルト生地の靴底を使用するのが一般的です。
スタジオによって禁止されているジャズシューズもあります。まずはスタジオにて禁止されているシューズの種類を聞いてください。それとスタジオでは割と安い値段でスタジオ公認のシューズを買えたりしますので、体験レッスンの際に先生に聞いてみた方が良いと思います。
◎ローカットシューズ
くるぶしより下くらいのシューズ。シューズ生地は皮と布があります。靴底はゴム底と皮底、フエルト生地があります。スタジオの床がリノリウム(ゴムのようなダンス用の床)の場合、摩擦で靴底のゴムがリノリウムに残ってしまうので禁止の場合があります。その場合はゴム底のシューズは使用できません。逆に板張りのスタジオで皮底やフエルト底のシューズを使用しますと、慣れていない人は滑りやすく踊りづらいです。スタジオに合った靴底を使用しましょう。
◎ハイカットシューズ
くるぶしを覆う位まで高さのあるシューズ。ほとんどの生徒がこのシューズを使用しています。生地や靴底はローカットシューズと同じです。最初に紐が付いていますが、結んだりするのに時間がかかってしまうので、ほとんどの人が100円ショップなどで女性の黒い髪留めのゴムを買い、一番上の穴を残して、固結びで結びすぐに履けるようにカスタマイズしています。
◎ジャズスニーカー
ハイカットのスニーカーをジャズダンス用に作ったものです。見た感じ格好いいですが、足の甲を伸ばしづらかったり、つま先を曲げづらかったり、何より靴底の高さがあるのではじめての方にはおすすめできません。靴底やつま先周りがゴムのものが多く、当然リノリウムのスタジオでは禁止されているところが多いです。格好いいですが、レッスンにも不向きなので、上手になるまで我慢しましょう。